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ブログ

闘病記・療養記録
2025/03/22


春の訪れとともに、あの日のことを思い出します。

2年前、私ががんを告知された日。



このまま家に閉じこもっていては、心も体も弱ってしまう

そこからの1年は、目まぐるしいものでした。

検査、抗がん剤治療、手術、そして退院後の食事療法と再びの抗がん剤治療。体力は落ち、心も折れそうになることが何度もありました。


「しんどい……」

そう感じる日々の中で、私は気づきました。このまま家に閉じこもっていては、心も体も弱ってしまう、と。


そこで、まず始めたのは軽い運動。ジムで少しずつ体を動かし、大好きなバレエにも復帰しました。
最初は短時間でも息が上がり、家に帰ればぐったり。でも、続けるうちに、少しずつ「できること」が増えていくのを感じました。

又、夏頃から通院している病院ではなかったため、近隣の施設でのガンリハビリの講座にも何度かお伺いし、秋に開催を決めていた「術後の健康」の参考になりました。

やはり、抗がん剤治療は罹患した部位や薬の副作用も個人差もありですが、私はカラダを動かすことで乗り切ることができて、丸1年の抗がん剤治療期間を終えることとなりました。


経過観察の定期健診は、まだ続くものの、不安感もカラダを動かすことは、自分への自信をつけてくれます。


先日、ある医師のネット記事に出会いました。


「がん治療において、どこでどんな治療を受けるかも大切ですが、それ以上に大切なのは、体力と筋力をつけることです」


その言葉を見た瞬間、胸が熱くなりました。
私が、1年かけて継続して来たことを褒めてもらえた気がして、嬉しい記事でした。


「私がやってきたことは、間違っていなかったんだ」

「体力をつけることは、私の未来をつくることなんだ」


私は専門医ではありません。でも、術後の健康について学び、自分なりに実践し、今こうして少しずつ前に進んでいます。


がんと向き合う日々は、決して楽ではありません。体調が不安定な日も、気持ちが沈む日もあります。
でも、小さな一歩でもいいんです。昨日より少しだけ長く歩けた、食べられるものが増えた、そんな小さな変化が、やがて大きな力になります。


もし今、あなたが「しんどい」と感じているなら、無理はしないでください。
でも、「少し動いてみようかな」と思えたら、それはとても素晴らしい一歩です。


がんに負けず、自分らしく生きるために。

あなたのペースで、一歩ずつ進んでいけますように。


【参考記事】
がん治療でこだわるべきは、治療法よりも「筋肉」


「術後の健康」オンライン体験会を開催しました。  ちょっぴり重い荷物を下ろす場でありたいとの想いで開催病気やケガになって、本人だけでなく、サポートする周りの方も重い気持ちになりがち。医療従事者以外の立場では、治療はできないけれど。誰かと語り合ったり、少しカラダを動かすことで、ちょっぴり重い...
 


闘病記・療養記録
2025/03/21

ちょっぴり重い荷物を下ろす場でありたいとの想いで開催

病気やケガになって、本人だけでなく、サポートする周りの方も重い気持ちになりがち。

医療従事者以外の立場では、治療はできないけれど。

誰かと語り合ったり、少しカラダを動かすことで、ちょっぴり重い荷物を下ろす場でありたいとの想いで開催しました。 




体験会で大切にしたこと

体験会では、初対面同士でも

気さくに語り合う雰囲気を大切にしています。

同じような立場の方と話すことで、「自分だけじゃないんだ」と思えたり、「こんな工夫があるんだ」と新しい発見があったりします。

一緒にしゃべっているうちに、少し元気が湧いてくるのは何故なんでしょうね〜?


私自身、手術を経験し、身体だけでなくメンタルの状態を良く保つことの大切さを強く実感しました。術後はカラダの回復に目が向きがちですが、ココロのケアも同じくらい大切です。

気持ちが沈んでしまうと、カラダの回復にも影響が出ることを身をもって学びました。




短い時間でも続けることで効果アリ

先日の会でも、皆さんとのおしゃべりが盛り上がりすぎて、運動の時間が短くなってしまいました。でも、それも大事な時間‼︎ 気持ちが軽くなれば、それだけで前向きな一歩です。


運動の時間では、3分でもできる簡単なワンポイントメニューを紹介しました。私自身も、術後に少しずつ体を動かすことで、心身ともに回復していくのを感じました。忙しい毎日でも取り入れやすく、続けることで少しずつカラダが変わっていくのを実感できます。


手術や治療を頑張っている方、そして支えるご家族も、一人で抱え込まず、ぜひこの場を活用してみてください。

オンラインのおかげで、外出が難しい時にも、少しご参加しやすくなったと思います。
次回の体験会でお会いできるのを楽しみにしています。

お申し込みはコチラ↓


困ってる方に届け!「術後の健康」講座レポ(2024.12.5 豊中市・庄内hmcカフェ様) 手術が終わった後の過ごし方に悩んでいませんか?私自身が、昨年8月に手術をし1年3カ月が経過。術後の回復には「カラダを動かして‼︎」と指示をもらっても、何をやって良いのか分からない…がホンネ。元々、運動習慣のない方なら、更に戸惑っておられるの...
 

高額療養費制度引き上げ見直しと、がん治療に思うこと 先日の国会中継では、高額療養費制度引き上げが見直しとなりました。働き世代のがん患者の方々の言葉や署名が政府に届き、ホッと胸をなでおろしました。「この治療にどれくらいお金がかかるのか」との不安は、少なくていい50代になり、子育ても終え、これか...
 



闘病記・療養記録
2025/03/12

先日の国会中継では、高額療養費制度引き上げが見直しとなりました。

働き世代のがん患者の方々の言葉や署名が政府に届き、ホッと胸をなでおろしました。


「この治療にどれくらいお金がかかるのか」との不安は、少なくていい

50代になり、子育ても終え、これからは自分の時間を大切にしようと思っていた矢先、私はがんと診断されました。
病院で医師から告げられたとき、想像もしていない展開に「そんなことってあるんやな…」

そして次に考えたのは、「この治療にどれくらいお金がかかるのか」ということでした。

がんのショックももちろん大きかったのですが、治療費がいくらになるのか、家計にどれほどの負担がかかるのかが、すぐに頭をよぎりました。
帰宅後、私はすぐに、加入していた医療保険の証券を探しました。果たして保険で足りるのか、不安でたまりませんでした。


診断が下りてから、すぐに治療が始まりました。様々な検査日程が組まれ、検査入院、術前の抗がん剤治療、本手術があり。
術後1年間の抗がん剤治療での通院も続き、それらには相応の費用がかかります。

特に抗がん剤は種類によっては高額になり、治療が長引けば長引くほど負担も大きくなります。
実際に請求された医療費の明細を見たとき「こんなにかかるの?」と驚くような金額が並んでいました。



 診断が下るとすぐに申請したのが「高額療養費制度」

しかし、そこで助けになったのが高額療養費制度でした。この制度のおかげで、自己負担額は一定の上限を超えず、家計が破綻するようなことにはなりませんでした。
例えば、本来なら100万円以上かかるような治療費でも、制度を利用することで実際の自己負担は10万円程度で済みました。
この制度がなければ、治療費のために貯金を切り崩し、これからの生活に大きな影響が出ていたかもしれません。


私は、幸い医療保険に加入していましたが、それでもこの出費は大きなものです。
もしこれが子育て中だったらと思うと、さらに恐ろしい気持ちになります。
教育費、住宅ローン、日々の生活費…それらを支えながら、高額な治療費を払うことは容易ではありません。
私自身、子どもがまだ学生の頃なら、きっと治療費のために他の出費を削ることになっていたでしょう。


2人に1人ががんになる時代。他人事ではないことを思って生きる大切さ

今や「2人に1人はがんにかかる」と言われています。がんは決して他人事ではなく、誰にでも起こりうる病気です。
そして、治療を受けるためには、想像以上のお金がかかります。だからこそ、日本に住むすべての人にとって、高額療養費制度のような仕組みは必要不可欠だと強く感じました。


もし、私の治療費の自己負担がさらに増えていたら、どうなっていたか分かりません。
治療費の不安が大きければ、十分な治療を受けることをためらってしまう人もいるかもしれません。
そんな世の中になってしまうことに、不安を覚えます。


私は運よく、治療を受けながら細々と働き続けることができましたが、仕事を辞めざるを得ない状況の人も多いでしょう。
収入が途絶えた中で、高額な治療費を払い続けるのは、現実的にはとても厳しいことです。
だからこそ、この制度はこれからも維持され、できればより多くの人が安心して治療を受けられるように改善されていくべきだと、心から願っています。


病気になること自体は避けられないかもしれません。
でも、経済的な理由で治療を諦めることだけは、あってはならない。私自身の経験を通して、その思いを強くしました。


これから先、再発の不安もありますし、他の病気になる可能性もゼロではありません。
でも、私が無事に治療を終え、高額療養費制度があって助けられたと感じます。



病気になったときにどう備えるかも同じくらい重要だ

この経験を通じて、私は改めて「健康はもちろん大切だけど、備えておく安心感も感じました。

医療保険に入ること、貯蓄をしておくこと、
そして高額療養費制度のような公的制度について知っておくこと
これらは、いざというときに自分を守るために欠かせないものです。


私が助けられたこの制度が、これからも多くの人の支えになってほしい。
そう願いながら、今を大切に生きていきたいと思っています。

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