「私には何もない」と思っていたけど
自分の“当たり前”が誰かの役に立つということ
「私には特別な才能なんてない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実は私も、長い間そう思っていました。
でも最近、
「自分にとって当たり前にできること」が、
実は誰かにとっては価値のあることなんだと改めて感じる出来事がありました。
先日、秋に開催する会社時代の同窓会の打ち合わせに行ってきました。
退職してから36年。当時の仲間約20名が集まる予定で、懐かしいオフィスビルを訪れ、ランチをしながら準備を進めました。
その後、一緒に行った友人とゆっくり話をする時間がありました。
彼女は会社時代からの友人で、子育てなどでしばらく会えない時期もありましたが、私がリボーンバレエを始めて数年後、講座に参加してくれ、今では当協会の指導員としても活動してくれている大切な仲間です。
実は彼女は「カラー」の専門家
似合うカラー診断って私からすれば
「違いは何で分かるの〜⁉︎」
パーソナルカラー診断をされている様子を見ていたのですが、肌や髪、瞳の色の微妙な違いを見分けて、その人に似合う色を自然に選んでいく姿に驚きました。
私は布を当てても「なるほど」と思うくらいで、その細かな違いまでは正直よく分かりません。
でも彼女にとっては、それがごく普通のこと。
「この色の方が似合うよ。」
そんなふうに自然に分かる世界があるのです。
その時、ふと思いました。
人は、自分が普通にできることほど、その価値に気づきにくいのかもしれない、と。
私自身も、クラシックバレエを長年続け、今は身体づくりとしてリボーンバレエをお伝えしています。
もちろんバレエ界には素晴らしい先生がたくさんいて、「私はまだまだ」と思うこともあります。
それでも、
「身体が軽くなった」
「姿勢が変わった」
「また歩くのが楽しくなった」
そんな言葉をいただくたびに、私にできることが誰かのお役に立てているのだと感じます。

また、初めて会う人とも自然に話ができたり、
人と人をつないだり、
イベントを企画したり。
私にとっては少し手間はかかっても、それほど苦にはなりません。
でも、人によっては「そんなこと絶対できない」と感じるそうです。
反対に私は、細かな事務作業や同じ作業をコツコツ続けることは大の苦手。
書類作成が続くと、「私って本当に向いていないな…」と落ち込むこともあります。

(小さなお茶会の様子)
だからこそ思うのです。
苦手なことばかり見ていると、自信はどんどんなくなってしまいます。
でも、自分が自然にできることに目を向けると、「ありがとう」と言ってもらえる機会が増え、自己肯定感も少しずつ育っていくのだと。
50代、60代になると、
「今さら得意なことなんて…」
と思ってしまう方も少なくありません。
でも、50年、60年生きてきたからこそ積み重ねてきた経験があります。
家族との関わり、仕事、趣味、人付き合い…。
その中で自然と身についた力は、きっと誰にでもあるはずです。
それは自分では当たり前すぎて気づかないだけ。
だからこそ、いろいろな人と話をしたり、新しい場所へ出かけたりする時間はとても大切なのだと思います。
誰かと比べるためではなく、「私はこんなことが自然にできるんだ」と気づくために。
その気づきが、これからの人生をもっと軽やかに、もっと楽しくしてくれる気がしています。
さて、あなたが「当たり前にできること」は何でしょう?
もしかすると、それは誰かが「すごいね」と感じている、あなただけの魅力かもしれません。
ぜひ一度、ご自身の”ナチュラルにできること”を思い浮かべてみてください。
そこに、これからの人生をもっと楽しむヒントが隠れているかもしれません。
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