1月10日、高校時代から実に42年ぶりとなるバレエ学園のミニ発表会に出演しました。
正直に言うと、本番の舞台は「え、もう終わり?」と感じるほど、体感では一瞬。
でも、憧れ続けていたグリーンの衣装を身にまとい、心から楽しく踊り切ることができました。
その時間は、間違いなく私の宝物です。

今回のチャレンジについては、以前の記事にも書きました↓
なぜ、42年もの間、舞台から遠ざかっていたのか
そこには「娘の存在」が大きく関係しています。
小学4年生の頃、「バレリーナになりたい!」と夢を口にした娘。
近所のスクールからバレエ団付属の師匠のもとへ移り、中学・高校時代は毎日お稽古漬けの日々。食事、送迎、体調管理…家族総動員で支えてきました。大学進学後も学業と両立しながら準団員として舞台に立ち、現在は社会人として働きながらバレエを続けています。
一方の私は、仕事の合間に月2〜3回レッスンを続ける程度。ガチで頑張る娘と、趣味として楽しむ大人クラスの自分が、同じ舞台に立つことに、どうしても越えられない「心の壁」がありました。
「心の壁」の理由
理由はいくつもありました。
「◯◯ちゃんのママ、まだ踊ってはるんや〜」
「その年齢で舞台に出るのね」
そんな周りの目を、実際以上に自分の中で膨らませていたこと。
そして、高校生の頃とは比べものにならないほど衰えた身体で舞台に立つことへの自己嫌悪。
さらに現実的な問題として、
「自分が楽しむため」
だけにかかる出演費用の重さ。
衣装代、出演料…限りある家計の中で、それなら娘の夢のために使いたい。自分の練習時間より仕事を入れて稼がなければ!そう思ってきました。
今回、出演を決断できたキッカケは?
それでも今回、出演を決断できたきっかけがありました。
手術と療養を経て、仕事優先だった生活から、「自分の体力回復のために定期的にレッスンを受ける」時間を持てたこと。
そして師匠たちから「トゥシューズも練習しているんだから、舞台に立ってみたら?」と何度も背中を押していただいたこと。
何より、姉や義姉をがんで見送った経験から、
「今やりたいと思っていることを、先送りにしない」
ことの大切さを、心ではなく身体で理解したことでした。
嬉しかった言葉
出演を終えたあと、共演者の方から
「由香里さん、ティンカーベルみたい〜」
と声をかけていただきました🩷
その瞬間、ずっと胸の奥にあった小さな夢が叶いました。
「ティンカーベルのように、自分から魔法の粉を振って、誰かに勇気や元気を届けたい」
そう思い続けてきた私の想いが、確かに届いた気がしたのです。
当日は、本当にたくさんの方が応援に駆けつけてくださいました。
5歳で初めてバレエを教えてくださった先生、60年前にバレエ学園を創設された団長・副団長、そして日々熱いご指導をくださる2人の師匠。感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
もうひとつ、忘れられないエピソード
があります。
撮影した動画を一緒に見てアドバイスをくれた娘が、仕事の合間を縫って観に来てくれたこと。
「ママの踊り、見てる間ずっと緊張して、最後までドキドキしたわ〜」
その言葉を聞いて、これまで私が娘の舞台やコンクールを、どれほどハラハラしながら見守ってきたのかを、娘自身が初めて体感したようでした。
年齢や立場、周りの目。自分で作っていたたくさんの壁を、今回ひとつ壊すことができました。
次は4月、6人で「花嫁の踊り」を踊ります。
引き続き、楽しみながら身体づくりに励みます。
「今だからこそできること」を、これからも大切に。
当日の様子は、動画を見て下さいね💓↓
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