昨日は運動指導の日でした。
午前は子育て支援センターでの「ベビーヨガ」、午後は「すまいるつるみ教室」での大人バレエストレッチ。
自分自身のバレエ発表会を終え、こうして再び現場に立ち、運動指導をしていると、不思議と心が穏やかになります。

(バレエストレッチのカラダほぐしの様子)
運動指導は幸せな時間
もともと私は、運動が大好きなタイプではありませんでした。むしろ苦手意識の方が強かったほど。 それでも35年、この仕事を続けてこられたのは、参加者の皆さんと一緒にカラダを動かし、言葉を交わし、少しずつココロが開放されていく時間が好きだったからです。
その日の体調、その方の表情や動きを見ながら、今できる最適なメニューを考える。
レッスン後に見せてくださる、スッと力が抜けたような笑顔。
その瞬間に、「今日もよかった」と静かな達成感を感じます。
運動教室に参加して感じたことは
そんな一日の中、先日はがん経験者の運動教室にも参加しました。
終了後の茶話会で、ある方がこんな言葉を口にされました。
「治療中、家でゆっくり休んでいる時間が、手持ち無沙汰で…。世の中から取り残されたみたいで、すごくしんどいんです」
その言葉を聞いた瞬間、胸がぎゅっとなりました。
私も、がんの告知を受け、手術や術前抗がん剤の時期に、まったく同じ気持ちを味わったからです。
それまでの私は、毎日が慌ただしく、「少しでいいから、ゆっくりしたい」と思っていました。
でも、治療のために“強制的に”立ち止まると、心は全然休まりませんでした。家にじっとしていると、理由のない不安が膨らみ、「私はこれからどうなるんだろう」と、取り残されたような孤独を感じていました。

(抗がん剤治療で、爪の色が変わり割れやすくなりセルフジェルネイルでカバーするようになりました)
玄関先で花の手入れをしたり、好きで撮りためていた舞台作品を観たりしても、心の奥はどこか落ち着かない。
周りは変わらず動いているのに、自分だけ時間が止まってしまったような、言葉にできない寂しさがありました。
だからこそ今、経過観察中とはいえ、こうして仕事を通して誰かの役に立てる時間を持てていることを、心からありがたいと感じています。
又、ガン治療中に痩せてしまったことも、バレエを継続していることで「カラダを動かしているからスリムと思っていた‼︎」と言って頂く事も多くなり、元気に見えてる〜頑張ってることを認めてもらえた気分になります。
「今日ここに来てよかった」と言ってもらえる場所があることは、私自身の心も支えてくれています。

(昨夜、検査に向けて、ジェルネイルもオフ)
シンドい時もひとりじゃないよ
とはいえ、明日は半年ぶりのCT検査と診察の日。
検査に向けてジェルネイルを外し、絶食をして臨みます。
「大丈夫かな…」と、不安がよぎらないわけではありません。
それでも、日々できる範囲でカラダを動かし、ココロを整えながら過ごしてきた自分を、今日は少し信じてあげようと思います。
結果をきちんと見てもらうこと、それも今の私にできる大切な一歩。
もし今、療養中で「自分だけ取り残された気がする」と感じている方がいたら、伝えたいです。
その気持ちは、あなただけのものではありません。
そして、今は止まっているように感じても、あなたの時間は確かに前に進んでいます。
小さな一日を重ねながら、また自分の場所に戻る日が、きっとやってきます。
その日まで、どうかご自身のペースを大切にしてくださいね。![]() | リボーンバレエ&ウェルネス協会 080-5348-6069 10:00〜21:00(土日休) 大阪市城東区中央3-1-4 エクレーヌ橋本202 スクール案内はこちら |