「もう50代過ぎただから」
そんな言葉を耳にすることがあります。
でも私は最近、年齢を重ねた今だからこそ感じる喜びがあると思っています。
(私は、リボーンイヤーを過ぎてますから、実際は60代です)
こんにちは。
大阪で50代からの身体を優しく整える「Reborn Ballet(リボーンバレエ)」を主宰している安田由香里です。
週に2回、私は大阪から神戸へクラシックバレエのレッスンに通っています。
運動指導歴36年。
自分自身もバレエストレッチや姿勢改善のレッスンをお伝えしていますが、それでも学び続けることが楽しくて仕方ありません。
先日のレッスンもなかなかハードでした。
トゥシューズを履いて踊り、翌日はしっかり筋肉痛。
それでも、
「今日も踊れた」
そんな喜びを感じています。
実は3年前、私はスキルス胃がんステージ3を経験しました。
手術を受け、体力も筋力も大きく落ちました。
それまで当たり前にできていたことができなくなり、自分の体ではないような感覚になることもありました。
だからこそ今、
神戸まで通ってレッスンを受けられること。
トゥシューズを履いて踊れること。
筋肉痛になれること。
そのすべてが特別なことに感じます。
以前の私は、できることを当たり前だと思っていました。
でも病気を経験したことで、
「できる」
ということの尊さを知りました。
そして、その回復を支えてくれたのがバレエでした。
バレエというと、
「敷居が高そう」
「子どもの頃からやっている人だけのもの」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも本来バレエは、美しい姿勢や立ち居振る舞いを身につけるために発展したメソッドだと言われています。
私はそこに魅力を感じています。
柔軟性や筋力だけではなく、
姿勢が整う。
呼吸が深くなる。
気持ちが前向きになる。
そんな効果があるのです。
だから私は、バレエ経験のない方にも気軽に取り組めるよう、バレエの要素を取り入れた運動をお伝えしています。
さて、5月は私にとって「舞台月間」でした。
なんと1か月で7作品を観劇。
バレエ、宝塚、ミュージカルなど、さまざまな舞台に触れました。
チャンネルタイトルにもしている
「治療費は舞台鑑賞です」
という言葉
昨日の投稿
↓
実はこれは、私の本音です。
病気になった時、薬や治療ももちろん大切でした。
でも同じくらい私を支えてくれたのが、
「楽しみ」
でした。
好きな舞台を観る!
好きな人を応援する!
美しい芸術に触れる!
その時間があったからこそ、私は前を向くことができました。
先日観たKバレエの「パリの炎」も、そのひとつです。
フランス革命を描いた壮大な作品で、舞台上のエネルギーに圧倒されました。
特に印象に残ったのは、処刑を前にしたルイ16世とマリー・アントワネットの場面。
人生の終わりを迎える2人の姿が、とても美しく、そして切なく描かれていました。
言葉がなくても伝わる感情。
それがバレエの魅力です。

私は舞台を観るたびに思います。
人は感動すると元気になれる。
心が動くと、生きる力が湧いてくる。
50代になると、家族のこと、仕事のこと、自分の体のこと。
さまざまな変化が訪れます。
病気や更年期を経験する方も少なくありません。
だからこそ、
何かひとつ夢中になれるものを持っていてほしい。
推し活でもいい
旅行でもいい
お花でもいい
美術館でもいい
その楽しみが、きっと人生を支えてくれます。
私にとって、それがバレエであり舞台でした。
病気になったことは決して嬉しい出来事ではありません。
でも、その経験があったからこそ気づけたことがあります。
人生は何歳からでも楽しめる。
体は少しずつでも変わる。
そして、人は何度でも再び輝くことができる。

(4月に出演した発表会 花嫁の衣装)
今日も私は筋肉痛です。
でもその痛みさえ、
「頑張った証拠だな」
と思えることが嬉しいのです。
どんな時も顔を上げて。
空を見上げて。
笑顔で生きていきましょう。
50代からの人生は、まだまだこれからです。
![]() | リボーンバレエ&ウェルネス協会 080-5348-6069 10:00〜21:00(土日休) 大阪市城東区中央2-15-12-301 |