人との出会いは、人生の景色そのものを変えてくれる——
そう実感する出来事が、年齢を重ねるほど増えてきました。
ミュージカル唄クラスの発表会に出演しました

ミュージカルの唄クラスに通い始めて、もう12年になります。
最初は、誰もが「知らない同士」
年齢も環境も違う大人たちが、月に一度、たった2時間ほど同じ空間に集まり、同じ歌を練習する——それだけのシンプルな場でした。
けれど12年という時間は、想像以上に人の心を結びつけてくれます。
病気の療養で姿を見せられない月があったり、
大切な家族との別れを経験する方がいたり。
それでも誰かが欠けたままではなく、
「また来月ね」「歌って待ってるよ」
そんな言葉を交わしながら、支え合うように集まり続けました。

(ソロ曲にもチャレンジ!)
このエピソードはコチラ↓
別れや不安の中でも、月に一度の歌声が、
まるで“心の帰ってくる場所”のようになっていったのです。
気づけばそこには、単なる趣味の仲間を超えた、
支え合う絆が確かに育っていました。
“本音で語れる仲間”を見つけるのが難しいと感じていたけれど
仕事仲間との関係も、年齢とともに変化していくものです。互いに忙しく、なかなか足を止めて話すことも難しい。
だからこそ、「月に1回は外に出よう」と決め、一緒にお出かけするようになりました。
思い切ってユニバーサルスタジオの年パスを購入したのも、その流れのひとつ。


アトラクションに並んでいる時間、
歩きながら何気なく話す時間。
たわいの無い話しでも、
価値観や、人生の話、家族のこと。
ゆっくり語りながら過ごす中で、
気づけば友情は少しずつ、深まっていきました。
大人になると、利害関係や忙しさが先に立ち、
“本音で語れる仲間”を見つけるのが難しいと感じていました。
けれど、月に1回のこの時間が、
私にとってかけがえのない心の潤いになっています。

(11月半ばには箕面の滝、紅葉狩りへ)

50代からの多幸感に大変だと感じること
若い頃の「仲間づくり」とは、まったく性質が違うということ。
競争も比較も必要なく、
“生き方のペース”を尊重し合える仲間と出会える喜びは、
年齢を重ねたからこそのご褒美のように感じます。
歌を通じて生まれた12年の絆。
一緒に歩くことで深まる仕事仲間との友情。
どちらも私の人生に、静かだけれど確かな灯りをともしてくれています。
人生の後半に、
「一緒に笑える人」「楽しさを共有できる人」がいること。
それは、多幸感をこれほどまでに高めてくれるものなのだと、
今、しみじみと感じています。
これからも、月に一度の時間を大切にしながら、
大人の仲間づくりの楽しさを、ゆっくり味わっていきたいと思います。
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